神戸市ポートアイランドにあるドライ低NOx水素専焼ガスタービンの実証試験プラント
(出所:国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)
2019年度から、ドライ低NOx水素専焼ガスタービンの技術開発を実施しており、今般、川崎重工が開発したドライ低NOx水素専焼ガスタービンの技術実証試験に世界で初めて成功しました。川崎重工が開発を進めてきた微小な水素火炎を用いた燃焼技術「マイクロミックス燃焼」を生かし、世界で初めてドライ低NOx水素専焼ガスタービンを開発し、2020年5月から神戸市ポートアイランドで技術実証試験を開始しました。この水素ガスタービンと排熱回収ボイラを組み合わせたコージェネレーションシステムからは、約1,100kWの電力と、約2,800kWの熱エネルギーを蒸気または温水にて周辺の公共施設へ供給することができます。