宮城県・蔵王町にある蔵王酪農センターは、蔵王連峰の清らかな水と豊かな牧草、四季折々の気候に恵まれたチーズ造りの理想郷です。ここで作られる蔵王チーズはこの地域性を活かし、「自然熟成」を重視した製法が特徴です。蔵王酪農センターは1980年代からチーズ製造をしており、地元では「乳製品といえば蔵王」と言われるほど定着しています。
蔵王酪農センターのチーズ工場では、クリームチーズをはじめとしたフレッシュチーズ、ゴーダチーズ等の熟成チーズや様々な乳製品が作られています。
チーズは自律神経を整えるのに役立つ食べ物として知られています。これは、チーズに含まれるトリプトファンという栄養素が、脳内でセロトニンを生成する際に重要な役割を果たすためです。セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれ、自律神経を整え、イライラや不眠を改善する効果が期待できます。また、チーズをはじめとする乳製品にはカルシウムやビタミンB群も含まれています。カルシウムは、神経の興奮を鎮め、血圧も安定させる働きがあり、ビタミンB群には疲労回復や神経伝達物質の合成を助ける働きがあり、うつ症状の軽減に役立つと考えられています。
梅雨は気圧の変化による自律神経の乱れから、倦怠感や疲れを感じがちです。チーズに含まれる栄養素を取り入れることで、梅雨の不調が軽減されることが期待されます。また、チーズの香りやコクには癒し効果もあるそうです。ぜひこの季節にチーズ習慣を始めて、健康維持とリラックスをしてはいかがでしょうか。
蔵王酪農センターではチーズの製造見学・体験も可能で、観光客に人気があります。商品はオンラインショップでも購入できます。