株式会社ミンテンテック

職場における熱中症予防対策

2025/06/09

職場における熱中症予防対策

 熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温調整機能が崩れたりすることなどによって、体内に熱がこもった状態のことです。
 近年の地球温暖化にともなう気候変動により、夏場に猛暑日が続くことが多く、職場での熱中症による労働災害は増加傾向にあります。2025年6月1日より職場における熱中症対策を強化するため、改正労働安全衛生規則の施行が開始されました。企業は適切な装備や環境整備への対応が求めらます。
 繊維・ユニフォーム業界では様々は商品が開発され、ファンを内蔵した空調服や保冷剤や氷をポケットに入れられるクールベスト、ヘルメットによる蒸れを防ぐ帽子などが広く導入されています。
 また、働く人の体調変化を検知するウェアラブル端末が注目を集めています。このような端末では熱中症対策だけでなく、働く人の安全管理全般にも役立ち、職場DXの推進が期待されます。