株式会社ミンテンテック

電解水素水は“飲み過ぎ”時の肝臓を救う!?

2021/08/23

電解水素水がアルコール関連代謝酵素に与える影響

“飲み過ぎ”時の肝臓を救う電解水素水

電解水素水は“飲み過ぎ”時の肝臓を救う!?

「電解水素水」がアルコールによる肝細胞傷害を軽減するメカニズムを解明

早稲田大学人間科学学術院の原太一教授と人間総合研究センターの矢野敏史研究員は、株式会社日本トリム(本社:大阪府大阪市)との共同研究において、電解水素水(1000ppb以上の高濃度の電解水素水)や高濃度水素水がアルコールおよびアセトアルデヒドの代謝酵素に作用することで、有害物質アルデヒドの細胞内量を減らし、アルコール性肝細胞傷害からの保護効果を発揮するというメカニズムを報告しました。

メカニズムとしては、電解水素水が「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)の活性を高めることでアセトアルデヒドの分解を早くする」、一方で「ADH(アルコール脱水素酵素)の活性を低下させることでエタノールからアセトアルデヒドの生成を抑制する」という2つの代謝酵素への作用によることを明らかにしました。

これらの結果は、電解水素水が代謝酵素という細胞内の調節機能に作用していることを示すものであり、さらに、電解水素水中に溶存している水素が、本成果であるエタノール毒性への肝細胞の保護効果に主要な役割を担っていることを報告しています。 なお、水素ガスは腸から吸収されることは分かっていますが、口から摂取した電解水素水が肝臓において、本成果で見出されたアルデヒド分解酵素の活性をいかに高めるかについては、今後の検証で明らかにしていくことを計画しています。